熱中症予防効果抜群!ナスの健康効果(なす料理作り方付き)

今よりもっと若々しく元気になる健康ごはん♪ 健康料理家あべふみです。 ☜プロフィール

2023年の「立秋」は、8月8日です。

暦の上ではこの日から「秋」ということですが、実際は夏休みど真ん中。
暑さ本番!という気分ですね。
この日から、「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」となるように、
これからは「残暑」が厳しく、体調管理が悩ましい季節です。

食材たちも、立秋を過ぎてくると7月頃よりだんだんと旬のメンバーが入れ替わります。

健康料理家あべふみがお勧めする、8月の健康野菜は「茄子(ナス)」。

7月頃からだんだん出始め、9月いっぱいまでは良いものが出回ります。
旬が夏!そして暑さ~残暑が厳しい時期においしい時期をむかえる。

それは、天の恵みともいうべき野菜、残暑に打ち勝つ体を作ってくれる野菜なのです。

★栄養価では、カリウムというミネラルを多く含み、これは水分代謝にとても大切なもの。
水分と共に摂取すれば、体内の熱を外に放出してくれる作用があります。
そして、茄子には水分も多く含まれています。

ミネラルウォーターがない時代、昔々の農家さんは、畑で茄子をかじっていたとか。。。
収穫したての茄子は、生でも柔らかくてみずみずしくて、おいしい!
天然ミネラルウォーターですね。

★薬膳では、食性という食材の効能として「寒性」という分類になります。
これは、体の中の余分な熱(余熱)を追い出してくれる効果が高いということ。
先人たちは、茄子の効能を知っていたのですね。

夏の初め頃より、夏の終わりから秋の初めは(7月後半~9月)は、ワンシーズンの暑さと厳しい残暑が体に籠っているので、
しっかり余熱を取っておく必要があります。
これを怠ると、秋に風邪をひくなど体調を崩しやすくなります。

まさに、茄子は今が旬!食べるなら今でしょ!

「秋茄子は嫁に食わすな」というのは、諸説ありますが
薬膳的には、秋が深まっても茄子をたくさん食べていると体の中が冷えて、若い女性にはよろしくない。
という意味だと私は理解しています。
老若男女、残暑が緩むまでは茄子を食べて、涼しくなってきたらゆっくりフェードアウトする。そんな食生活がお勧めです。
食べたい時期と旬はピッタリなんです。


暑い時期がお勧め!まさに、熱中症予防です!

★お料理は、油と相性が良いので、炒め煮、揚げ漬けなどが触感もトロトロになっておいしいですね。
油を使った料理ばかりだと、カロリー&油の摂りすぎになるので、焼き茄子や蒸し茄子もお勧めですよ。
茄子の糠漬けは、発酵食品であり、不足しがちな塩分も程よく摂れるのでお勧め。購入される方は添加物を使っていないお漬物を選んでくださいね。

食事は「予防」。熱中症になる前に、おいしい茄子で健やかに元気に過ごしましょ!

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