「クリスマスと正月の共通点」食育講座開催
国際薬膳食育師特級師範 あべふみ(☜ プロフィール) は、
薬膳と食育・栄養学の多角的な側面から「食と健康」について、結果が出る健康生活法をお伝えしています。
12月、日本健康経営が主催する会員制オンラインサロン「万人ごきげんクラブ」と連携した、「食と暮らしの知恵袋」という無料セミナーで講師を務めさせていただきました。
この時期にピッタリの「世界のクリスマスと日本の正月の共通点」という、食文化のお話でした。
一見まったく異なる文化のように見えるこの二つの行事ですが、実は驚くほど多くの共通点があることを、参加者の皆さまと一緒に紐解いていきました。
クイズ形式で楽しく学ぶ食文化
今回の講座では、世界のクリスマスと日本の正月の風習を比較しながら、お正月やおせち料理の意味をクイズ形式で楽しくご紹介しました。
「黒豆にはどんな願いが込められているでしょう?」
「数の子を食べる理由は?」
といった問いかけに、皆さま首を傾げたり、笑顔でうなずいたりと、楽しく参加してくださいました。

何をするかという表面的な行動だけでなく、なぜそれをするのかという意味を深く掘り下げていくと、どちらの文化にも共通して神様と人間のかかわり、そして自然や命への感謝の気持ちが根底にあることが見えてきます。
クリスマスのごちそうも、お正月のおせち料理も、ただの豪華な食事ではありません。そこには、一年の恵みへの感謝、家族の健康や幸せへの願い、そして神聖なものへの敬意が込められています。
意味を知ると、心が動く
講座の中で参加者の皆さまからも多くの声が寄せられました。「お正月の風習を知らない」「知っているけれど実際にはやっていない」「やっているけれどその意味を知らなかった」という方が本当に多いのです。
なぜ門松を飾るのか。なぜ鏡餅をお供えするのか。なぜおせち料理を重箱に詰めるのか。これらの風習一つひとつに、先人たちの知恵と想いが込められています。
そして、その意味を知った参加者の皆さまから、こんな嬉しいご感想をいただきました。
「おせちの意味を知ると、食べたくなった!」
「今年はお正月を整えて迎えよう!」
意味を理解することで、何気ない習慣が特別な行為へと変わり、行動したくなる。
これこそが、食文化を学ぶことの大きな意義です。
このような食文化を学ぶことは、食育の基本の柱の一つなのです。

食育は、生活全体を整えること
食と健康というと、栄養素のバランスを取ることだけに目が向きがちです。しかし、それだけでは不十分です。
生活全体を整えて、心もライフスタイルも健やかな習慣を身につけて、初めて健やかな体と共に健やかな生活を送ることができます。お正月の風習を大切にすることも、家族と食卓を囲むことも、季節の行事を楽しむことも、すべて健康な心と体をつくる食育の一部なのです。

クリスマスと正月。キリスト教文化と日本の伝統文化。
異なる背景を持つこの二つの行事が共通して大切にしているもの、それは「感謝」「家族との絆」「新しい始まりへの希望」です。
この普遍的な価値観こそが、時代や国境を超えて受け継がれてきた理由なのかもしれません。
これからも暮らしの知恵を伝え続けます
「食と暮らしの知恵袋」では、今後もこのような食育をお伝えする機会を増やし、皆さまに楽しく学んでいただきながら、健やかな笑顔の人生を歩んでいただくお手伝いをして参ります。
日本の伝統的な食文化や暮らしの知恵を、現代の生活に活かせる形でお届けすること。先人たちが大切にしてきた文化の意味を理解し、次の世代へとつないでいくこと。それが私たちの使命だと考えています。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの笑顔と前向きなご感想が、私たちにとって何よりの励みです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
「食と暮らしの知恵袋」では、食育講座をはじめ、食とそれ以外の生活に関する多角的な内容のセミナーを定期的に開催しています。ご興味のある方は、まずは、無料のオープンチャット(右のQRコード)にご登録ください。
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